探偵の見分け方  記入日:2004年5月14日(金)

67歳の婆さまからの依頼の電話があった。
爺様が女と浮気をしているから調査をしてくれと、いうことだった
婆様が言うには爺様が家の物を盗んでは浮気相手に
貢いでいるらしい。
家の貴金属ならまだしも、下着や着物、皿や茶碗も
もって行くというのだ・・・。
早速、自宅に出向き調査の依頼を受けた。

爺様の車に発信機を取り付けて調査開始。
爺様は翌朝6時に自宅より車両にてでかけた。
たどり着いた場所は漁港であった。
青い空の空気を一杯吸い込んで
ラジオ体操をしているではないか・・
その後コンビニにいって新聞を購入。
その後温泉に2時間。
その後道の駅の駐車場で昼寝。
その後ジャスコでウインドウ・ショッピング。
その後漁港で運動。
その後食料品を買い。車両に積んであるミニコンロでうどんを煮る。
その後焼酎を買い入れて一杯飲む。
こんな生活が3日も続いた。その間一度も自宅へ戻っていない。

ある日、爺様を尾行している最中だった
私の携帯が鳴る。婆様からだ。
いますぐ来てくれ!!と婆様が叫ぶ
自宅へ行くと
鍵のかかっているはずのタンスから物がなくなったというのだ
しかも鍵は開けられも、壊されもしていない。

なのに爺様の仕業だ。。と、何度も繰り返すので
私はこの三日間のありのままの爺様の行動を
説明した。しかし納得するどころか
泡を口から噴いて倒れこんでしまった・・・
救急車を呼ぶ。
近所の人が駆けつける
ボケ婆さま、"またヒステリー呆けが始まったか"・・・・・・

その後私はまだ調査費用を1銭もいただいていない。
なぜなら・・・呆け婆様は"ちゃんと払った"と
ぼけまくりだからである。。。。